趣味の園芸用語集 TOPか行園芸用語 > 球根(きゅうこん)

球根(きゅうこん)

球根とは、土の中または地際の器官が養分を蓄え、肥大化して球状になったもののことを指します。

根が肥大化したもの、茎が肥大化したものなどがあり、5つに大きく分けられています。

鱗茎(りんけい)
・・・茎の地下部が多肉化し、茎や葉が層状に重なった塊になります。周囲に鱗片状になった茎がつくのが特徴。
            チューリップ・ヒヤシンス・スイセン・ユリ・タマネギ・花ニラなど
          ※ユリは外皮がないため「無皮鱗茎」とも呼ばれます。

球茎(きゅうけい)
・・・ 茎が球状または卵型になったもの。養分を蓄えて太った茎を、葉が包んで層をなします。親球の周りの子球が育つのが特徴で、寿命は1年以内のものがほとんど。
              サトイモ・グラジオラス・クロッカス・コルチカム・フリージアなど

塊茎(かいけい)
・・・茎が肥大化して球状になったもの。皮膜で包まれていない点が球茎と異なるところです。分球することはほとんどなく、大きくなったものをカットすることによって増やします。
              ジャガイモ・シクラメン・アネモネ・球根ベゴニアなど

地下茎(ちかけい)
・・・根茎とも呼ばれます。地上の主茎の節が発達して、地中に伸び、球状にならずに全体的に肥大化したものです。節に側枝があり、古い球根の節に新しい球根がつきます。
               レンコン・ショウガ・カンナ・シラン・スズラン

塊根(かいこん)
・・・根が養分を蓄えて、球状に肥大化したもの。茎の基部がついていないと芽が出ないのが特徴です。
               サツマイモ・ヤマイモ・ダリア・ラナンキュラス

球根植物は、その球根自体がわかれて繁殖していくのが特長で、養分の貯蔵庫の役割を果たすので、あまり肥料を与えなくても育つ種類が多いです。


球根

球根のいろいろ



リンクフリーこのページへのリンクは以下のタグを貼り付けて下さい。
<a href="http://engei.info/2006/05/post_70.html" target="_blank">趣味の園芸用語集:球根(きゅうこん)</a>

Raku2 OmakaseLink
▼その他のか行園芸用語 一覧
乾果(かんか)
塊茎(かいけい)
塊根(かいこん)
花茎(かけい)
活着(かっちゃく)
鹿沼土(かぬまつち)
カバープランツ
株立ち(かぶだち)
株分け(かぶわけ)
花柄(かへい)
カラーリーフプランツ
軽石(かるいし)
カルス
枯れ込み(かれこみ)
川砂(かわずな)
緩行性肥料(かんこうせいひりょう)
寒肥(かんごえ・かんぴ)
灌水(かんすい)
帰化植物(きかしょくぶつ)
気根(きこん)
木立ち性(きだちせい)
基本種(きほんしゅ)
客土(きゃくど)
球茎(きゅうけい)
球根(きゅうこん)
休眠(きゅうみん)
鋸歯(きょし)
切り返し(きりかえし)
切り接ぎ(きりつぎ)
切り戻し(きりもどし)
桐生砂(きりゅうずな)
茎挿し(くきざし)
苦土石灰(くどせっかい)
クレイボール(クレーボール)
黒土(くろつち)
グラウンドカバー
珪酸塩白土(けいさんえんはくど)
形成層(けいせいそう)
茎節(けいせつ)
ケト土(けとつち)
嫌光性種子(けんこうせいしゅし)
好光性種子(こうこうせいしゅし)
光合成(こうごうせい)
交雑(こうざつ)
交配(こうはい)
腰水(こしみず)
固定種(こていしゅ)
根茎(こんけい)
コンテナ
コンパニオンプランツ
コンポスト
号(ごう・植木鉢のサイズ)
 
緑・花文化の知識認定試験ガイド | ビジネスマナー・ガイド | 園芸用語・辞典
teaplease.shop